ファスナーの端の処理(始末)

今日のソーイングトピックは、『ファスナーの端の折り方』です。

ファスナー端の処理

1. ファスナーは、メタルファスナーを使います。

メタルファスナー

2. ファスナーを裏返して、テープ部分に折り目をつけます。

ファスナーの端を折る

3. アイロンは低温推奨です。(温度が高いと、テープ部分に「テカリ」が出てしまいます。)

アイロン

4. もう一回、今度は違うところを折ります。

端をもう一回折る

5. 折ったところが開かないよう、縫い止めます。(糸はしつけ糸など、少し太めのものがオススメです。)

手縫いで縫い止める

6. 縫い止める位置ですが、ファスナーの縫いつけライン(テープ部分をよーく見ると入っている細い線)にかからないようにしましょう。

縫い止め位置の説明

7. もう片方も同様に始末します。

もう片方も始末する

8. 下止め側も同じようにすれば、ファスナー端の始末(処理)完了です。

下止め側も同様に
ファスナー端の始末完了

動画版はこちら。

ファスナーの端の処理(始末) – YouTube

小物作りに使えるソーイングテクニックのまとめ

メタルファスナーの付け方

ペタンコポーチ(マチ無しのフラットタイプ)を例に説明します。

フラットニットファスナーの付け方

薄くて軽いので、小物作りに向いているファスナーです。カラーバリエーションも豊富。

接着芯の貼り方

生地にハリを持たせる接着芯。アイロンでの貼り方を解説します。

アイロン定規の作り方

生地に折り目を付けるのに使います。アイロンの熱にも耐えるよう、厚紙で作ります。

ファスナー端にタブをつける

ファスナーの端を外に出す時の始末の仕方です。ファスナー付きのトートバッグや、ワイヤーポーチを作る時に役立ちます。