ファスナー・チャックの付け方（バッグやポーチへのファスナーの付け方）- ミシンを使ったファスナーの付け方

2020年3月18日

ミシンを使ったファスナー（チャック・ジッパー）の付け方。今回は、ポーチを例に、ファスナーの付け方を解説します。初心者向けです。ファスナーの付け方のコツは、ファスナー（チャック・ジッパー）がズレないように、まち針で固定することと、ゆっくり縫うことです。

最初は、ファスナーポーチのような小物から始めると、初心者の方でも失敗しにくいと思います。ファスナーの付け方をマスターすると、作品の幅も広がるので、是非チャレンジしてみて下さい。今回は、一般的なメタルファスナーを使って、ファスナーの付け方を説明します。

こういう裏地付きのファスナーポーチを例に、ファスナーの付け方を説明します。ミシンを使ったファスナー（チャック・ジッパー）の付け方です。一番基本となる付け方なので、しっかりマスターしてください。

1. まず、ポーチの表地側になる布と、ファスナー（チャック・ジッパー）を中表で縫い合わせます。中表とは、布の表地側同士を合わせて重ねることです。ミシンでファスナーを縫い付ける時は、ファスナーがズレないように、まち針で固定しておきましょう。

ミシンの押さえは、「ファスナー押さえ」を使います。ファスナーの付け方で厄介なのが、ファスナーの「スライダー」です。ミシンで縫い進めていって、スライダーが邪魔になったら、適宜、縫いやすい位置に移動させて、縫うようにします。

2. ミシンで縫う箇所は、ファスナーのテープ部分にある2本のラインの間くらい。よ～く見ると、テープ部分の「織り目」の方向が変わっているのが分かると思います。

3. 具体的な長さでいうと、ファスナーテープの端から約6mmのところを縫います。

4. ポーチの表地にファスナー（チャック・ジッパー）を縫い付けたら、そこに裏地側の布を中表で重ね、縫い合わせます。

5. 縫う位置は、最初に縫った線のほんの少し内側。このやり方だと、最初に縫った線が表に出ないので、ファスナーポーチが見映えよく仕上がります。

6. これで、ファスナー（チャック・ジッパー）の片側部分に生地がつきました。もう片側も同じ付け方で行えば、ファスナーの両側に生地が付きます。さらに先の工程は、作るものによって変わってくるので、とりあえず今回はここまでです。以上、ポーチのファスナーの付け方（ミシンを使ったファスナーの付け方）でした。

ファスナーの付け方の動画版はこちら。

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