ファスナーポーチを手作りする際のポイント(ファスナー脇の厚い部分の縫い方)- ハンドメイドファスナーポーチの作り方
ファスナーポーチの作り方で、一番苦労するのが、ポーチの表地&裏地とファスナーが重なった「分厚い部分」を縫う時。生地の厚みに差があると、厚い部分が縫いにくくなるので、ファスナーポーチがきれいに仕上がらないことがあります。それを防ぐため、ミシンの押さえの下に敷く、布のテープを作ってみました。
これにより、ファスナー部分の厚みの差を解消できるので、生地が縫いやすくなります。作品の仕上がりも良くなると思うので、ハンドメイドのファスナーポーチを作る際は、参考にしていただければと思います。

ファスナーポーチを作る時に、生地が一番分厚くなるのは、ファスナーの端の部分です。ここは、ファスナーの「耳」と、ポーチの生地や縫い代が重なっているので、かなり厚みがあります。

ファスナーと生地が重なっている部分は、厚みの差で段差ができているので、ミシンで普通に縫っていくと、この段差を越えられないことがあります。
ここがスムーズに縫えないと、ファスナーポーチの仕上がりにも影響するので、なるべく上手に縫いたいところです。ここの部分をきれいに縫えるかどうかが、ハンドメイドのファスナーポーチを作る際には、重要なポイントになります。

そのファスナー部分の厚み・段差を解消するツールがこれ。「布のテープ」です。これを使えば、ファスナーポーチ作りが楽になります。

布のテープは、ミシンの押さえの下に挟んで使います。布のテープを挟むことで、ファスナー部分の段差が解消されて、縫いやすくなります。

ファスナーポーチ作りが楽になる!布テープの作り方
1. 布(大きさ5cm×20cm)の両端に1cmの折り目をつけます。

折り目をつける時は、アイロン定規を使うのがオススメです。折り目がキッチリつきますし、ファスナーポーチの仕上がりもきれいになります。
2. 布を中表で半分に折り、縫い合わせます。

3. 表に返し、縁にステッチを入れて完成です。

ファスナー周辺は縫う時にズレやすいので、しつけ糸で仮止めしておきましょう。ファスナーポーチをきれいに仕上げるコツです。

動画版はこちら。
ファスナーポーチを手作りする際のポイント(ファスナー脇の厚い部分の縫い方)- ハンドメイドファスナーポーチの作り方 – YouTube
小物作りに使えるソーイングテクニックのまとめ
メタルファスナーの付け方
ペタンコポーチ(マチ無しのフラットタイプ)を例に説明します。
フラットニットファスナーの付け方
薄くて軽いので、小物作りに向いているファスナーです。カラーバリエーションも豊富。
接着芯の貼り方
生地にハリを持たせる接着芯。アイロンでの貼り方を解説します。
アイロン定規の作り方
生地に折り目を付けるのに使います。アイロンの熱にも耐えるよう、厚紙で作ります。
ファスナーの端の処理(始末)
メタルファスナーの場合は、ファスナーテープに厚みがあるので、端を始末するのがオススメです。ポーチなどが作りやすくなります。
ファスナー端にタブをつける
ファスナーの端を外に出す時の始末の仕方です。ファスナー付きのトートバッグや、ワイヤーポーチを作る時に役立ちます。
















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