布ボールの型紙:作り方
今日のソーイングトピックは、『布ボールの型紙作り』です。
![布ボールの型紙作り](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625a.jpg)
ボールの作成に必要なこのパーツ。これを「CAD」を使って作図します。
![ボールと型紙](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625b.jpg)
必要なのは、横幅(X)と、縦幅(Y)なので、これを求めます。
![型紙](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625c.jpg)
横幅(X)は、円の円周を求める公式「円周=直径×円周率(3.14)」で求めることができます。
![横幅を求める](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625d.jpg)
直径=球の直径になるので、直径10cmの布ボールが作りたい場合は、10×3.14=31.4cm(球の全周)
![直径と円周の関係](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625e.jpg)
これを6枚はぎで作る場合、31.4÷6=5.2333…cm=約5.23cmとなります。
![横幅](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625f.jpg)
縦幅(Y)は、円周の長さの半分なので、31.4cm÷2=15.7cmとなります。
![縦幅](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625g.jpg)
つまり、直径dcmの布ボールをn枚はぎで作りたい場合、パーツの横幅(X)=3.14d÷n、縦幅(Y)=3.14d÷2となります。
![横幅と縦幅の関係](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625h.jpg)
CADで作図
「直線入力」で縦横の線を描きます。
![直線入力](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625i.jpg)
「円・円弧」の「3点円弧」でカーブ部分を描きます。
![3点円弧](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625j.jpg)
「複線」で縫い代を1cmつけます。これで布ボールの型紙が完成しました。
![縫い代をつける](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2021/11/post_625k.jpg)
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