波に千鳥柄のファスナー付きトートバッグ:作り方(裏地付き&マチあり)
今日の手作り作品は、『波に千鳥柄のファスナー付きトートバッグ(裏地あり&マチあり)』です。裏地付き(裏地は紺色のツイル地)で、マチあり(約8cm)の手作りトートバッグです。バッグの入れ口にファスナーが付いているので、中身をしっかり守ります。
![「波に千鳥」柄のファスナー付きトートバッグ](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580a.jpg)
ファスナーの付け方に少し手間取るかもしれませんが、手順を追って丁寧に作れば、ちゃんと完成させることができます。作り方自体はそんなに難しくないので、是非作ってみて下さい。
このトートバッグの出来上がりの大きさは、約16cm×22cm。マチの長さは、約8cm。トートバッグとしては、わりと小さめのサイズです。
持ち手は紺のアクリルテープ、底の当て布は、紺のツイル地を使っています。近所へのお散歩や、コンビニへの買い物などに重宝するトートバッグだと思います。
材料
メインの布(表地用)2枚は、16cm×33cmの大きさ。(縫い代込み、裏に接着芯を貼る。)
![表地](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580b.jpg)
![芯地](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580c.jpg)
接着芯を貼ると、生地にハリが出て、トートバッグが型崩れしにくくなります。
底の当て布2枚は、8cm×33cm。(縫い代込み、裏に接着芯を貼る。)
![当て布](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580d.jpg)
裏地用の布2枚は、22cm×33cm。(縫い代込み。)
![裏地](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580e.jpg)
持ち手は、2.5cm×29cmのものを2本。持ち手は、好きな布を使って作ることもできますが、手芸屋さんで入手できるアクリルテープを使うのがオススメです。(その方が簡単で手軽にできる。)
![持ち手](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580f.jpg)
ファスナーは、30cmのものを1本。
![30cmのファスナー](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580g.jpg)
ファスナーは、両端のテープ部分を折り、縫い止めておきます。
![ファスナー端の処理](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580h.jpg)
ファスナーの端は、トートバッグの縫い代にかからないように折ります。端が縫い代の上に重なってしまうと、厚みが増して縫いにくいですし、仕上がった時の見た目にも影響します。
トートバッグの表地を仕立てる
1. メインの布と当て布を中表に重ねて縫い合わせます。(中表とは、布の表側同士を合わせて重ねること。)
![表地と当て布を縫い合わせる](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580i.jpg)
2. 縫い代を当て布側に倒し、際(きわ)にステッチを入れます。
![縫い代を当て布側に倒す](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580j.jpg)
![ステッチを入れる](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580k.jpg)
3. 表地用の布に持ち手を仮止めします。
![持ち手の付け位置](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580l.jpg)
![持ち手を仮止めする](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580m.jpg)
4. 残りの布も同様に仕立てます。
![もう片方も同様に](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580n.jpg)
ファスナーをつける
1. 表地とファスナーを中表で縫い合わせます。縫う時は、ファスナーがズレないよう、まち針で固定しておくと、より縫いやすくなります。
![表地とファスナーを縫う](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580o.jpg)
2. その後、裏地を中表で重ね、縫い合わせます。
![表地と裏地を重ねて縫う](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580p.jpg)
トートバッグの出来映えを左右するファスナー付け。「付け方が分からない」とか、「ファスナーを縫うのが苦手」という方はこちらの記事をどうぞ。手順を具体的に説明してます。
3. 持ち手の仮止め糸を取り去ります。
![持ち手の仮縫い糸をとる](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580q.jpg)
4. 表地を折り返してアイロンをあて、縁にステッチを入れます。
![表地を折り返してアイロン](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580r.jpg)
![ステッチを入れる](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580s.jpg)
5. ファスナーのもう片側も、同様に仕立てます。(ファスナーの片方に生地&持ち手がついた状態なので、少し縫いにくいです。)
![もう片方も同様に](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580t.jpg)
トートバッグに仕上げる
1. 表地と裏地、それぞれを中表に重ね、縁を一周縫います。(返し口部分、8cmほどは縫わずにあけておく。ファスナーも、半分ほどあけた状態にしておく。)
![表地と裏地をそれぞれ重ねる](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580u.jpg)
![周囲を縫う](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580v.jpg)
ファスナーをつけた部分は生地が分厚くなっているので、縫う時に注意が必要です。
2. 角の部分をカットして、縫い代を割ります。
![四隅をカット](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580w.jpg)
![縫い代を割る](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580x.jpg)
3. マチを作ります。(マチとは、カバンやバッグの厚みのことです。)
![マチを作る](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580y.jpg)
![四隅のマチが完成](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580z.jpg)
4. 返し口から表に返し、口をとじます。これで、波に千鳥柄のファスナー付きトートバッグ完成です。
![](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580za.jpg)
![返し口を閉じる](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580zb.jpg)
![波に千鳥柄のトートバッグ完成](https://www.jewel-track.com/wp-content/uploads/2022/03/post_580zc.jpg)
この作品の動画版はこちら。
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