布ボールの型紙:作り方

今日のソーイングトピックは、『布ボールの型紙作り』です。

布ボールの型紙作り

ボールの作成に必要なこのパーツ。これを「CAD」を使って作図します。

ボールと型紙

必要なのは、横幅(X)と、縦幅(Y)なので、これを求めます。

型紙

横幅(X)は、円の円周を求める公式「円周=直径×円周率(3.14)」で求めることができます。

横幅を求める

直径=球の直径になるので、直径10cmの布ボールが作りたい場合は、10×3.14=31.4cm(球の全周)

直径と円周の関係

これを6枚はぎで作る場合、31.4÷6=5.2333…cm=約5.23cmとなります。

横幅

縦幅(Y)は、円周の長さの半分なので、31.4cm÷2=15.7cmとなります。

縦幅

つまり、直径dcmの布ボールをn枚はぎで作りたい場合、パーツの横幅(X)=3.14d÷n、縦幅(Y)=3.14d÷2となります。

横幅と縦幅の関係

CADで作図

「直線入力」で縦横の線を描きます。

直線入力

「円・円弧」の「3点円弧」でカーブ部分を描きます。

3点円弧

「複線」で縫い代を1cmつけます。これで布ボールの型紙が完成しました。

縫い代をつける

この作品の動画版はこちら。

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