彫金製作で使う道具:その1

ガスバーナー

彫金には欠かせない道具の一つです。
ガスバーナー

地金同士を接合するロウ付けに使ったり、地金をなましたり、融かすのにも使います。

金属は、叩いたり曲げたりして外から力を加えると硬くなる性質があるので、 ガスバーナーで「なまし」ながら作業をする必要があります。

硬くなった地金の表面が少し赤くなるまでガスバーナーで熱してから水で急冷すると、地金を「なます」ことができます。

この時、地金を熱しすぎると融けてしまいますし、過加熱した地金をすぐに水に入れると、割れたりヒビが入ることがあります。

特に銀地金の場合は、加熱しすぎると、表面に「火むら(ファイヤースケール)」というシミが出てくることがあります。

ガスバーナーには、ブローパイプや酸素バーナー、ガスボンベ式のハンディタイプなどの種類があります。

一般的なのは都市ガスやプロパンでも使用出来るブローパイプですが、 本体とは別に、エアーコンプレッサーを用意する必要があります。

プラチナの加工には高い温度が必要なので、酸素バーナーを使います。

カラゲ線

ロウ付けの時に役立つ鉄線。パーツ同士を縛って固定するのに使います。
カラゲ線

太さがわりと細いので、強度はそんなに強くないです。

ガスバーナーの高温加熱でボロボロになったり、溶けたりすることがあるので、 あまりあてにせず、素早く作業するようにしましょう。

ピンセット

ステン製の彫金用や、竹製のワックス用など、いろいろあります。
ピンセット各種

長いものは、ロウ付け用。短いものは、細かいパーツなどを掴むためのものです。 ソフトワックス用のは、掴んだ時に傷がつかないよう、竹製です。

形は、直のほか、先が曲がっているもの、あと、逆ピンセットなんてのもあります。 (※逆ピンセット=普通のピンセットに比べ、対象物をしっかりホールドできる。)

細かい部分のロウ付けなどをしやすいよう、市販のピンセットの先を曲げたり削ったりすることもあります。

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