アクセサリー・宝飾製作に使う道具:計測・はかり系

リングゲージ

指のサイズを測る道具で、指輪製作には欠かせません。甲丸タイプと平打ちタイプがあります。
リングゲージ

かさばらず持ち運びしやすいミニタイプのリングゲージもあります。

製作だけでなく、販売店などでもよく使われています。(店頭では、様々な人の指のサイズに対応する必要があるため。)

スケール

いわゆる「物差し」です。
スケール

宝飾製作では、大きな材料を扱うことが少ないので、長いものはあまり必要ありません。 長さは150mmもあれば十分でしょう。

長さを測るだけでなく、ケガキで線を引いたりするので、耐久性のある金属製のものがよいでしょう。 (プラスチック製だと擦れて磨耗する恐れあり。)

ノギス

スケールよりもさらに細かい長さまで測れる道具。
ノギス

宝飾品の製作では、扱う長さがミリ単位なので、少し寸法がズレると、それが仕上がりに影響します。 (ブレスレットなどでは、ズレたままだと最後の工程でパーツが繋がらないなんてことも…。)

そのような事態を防ぐ為には、ノギスを使って寸法を正確に測る必要があります。

ノギスには、目盛り尺(本尺)に固定した測定子(くちばし)と、バーニヤ(副尺)があって、 すり動く測定子の間、もしくは外側に物をあてがうことで、外寸(長さ・厚み)や、内寸を測ることができます。

バーニヤによって目盛尺の1目盛りの1/10〜1/20を読み取ることができます。

目盛りの読み方が独特で多少の慣れが必要です。

ノギスの目盛りの読み方は、まず副尺の0がどこにあるかを見ます。 次に主尺と副尺の目盛りがピッタリ一致している箇所を探して副尺の目盛りを読みます。
目盛りの読み方

この図では、副尺の0目盛りが4と5の間にあり、主尺と副尺の目盛りの一致点が5と6の間なので4.55mmということになります

スプリングゲージ

凹んだ箇所の厚みなどが測れる道具。
スプリングゲージ

ワックスの裏抜き部分の厚みなどはノギスでは測れないので、これで挟んで測ります。

地金用のスプリングゲージは細かい所まで入るように先が尖っていますが、 ワックス用は傷をつけないように先が丸くなっています。

ワックスでの製作に慣れていない初心者の方は、 このゲージでマメにワックスの厚みを測りつつ、裏抜きをした方がよいでしょう。その方が失敗が少ないです。

慣れてくれば、ワックスを光にかざした時の色の違いで、大体の厚みが分かるようになります。

デジタルはかり

鋳造前のロストワックスの重さを量ったり、地金や宝石の重さを量るのに使います。
デジタルはかり

キャスト(鋳造)でアクセサリーを作る場合、ワックス→貴金属という工程が必要なんですが、 貴金属というのは1グラム当たりの単価が高いので、ワックス造形の段階で重たいものを作ってしまうと、 それだけ鋳造代も高くなってしまいます。

なので、造形段階でワックスの余計な部分は削り落とし、なるべく軽くしてから鋳造する必要があります。

そこで活躍するのがこのはかり。 造形の時にこれで重さを測りつつ、作業を進めていけば、重くなりすぎることを防ぐことができますし、 コストも抑えることが可能になります。

0.1g〜100gぐらいまで量れるものがあればよいでしょう。

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