彫金製作で使う道具:磨き・メンテ関連

磨き布

宝飾品の艶出しに使われる布です。
磨き布

磨き布には研磨剤がすりこんであるので、地金の「くすみ」や変色を取り除くことができます。

擦ると布が黒くなりますが、黒くなった部分も効果は持続するので使用には差し支えありません。

黒い部分を取り除こうとして磨き布を洗うのはNG。洗うとすりこんである研磨剤が流れ出てしまいます。

銀製品が硫化して黒く変色した部分も、磨き布で擦れば元の銀色に戻ります。

ジュエリーを身につけた後は、磨き布で軽く拭いておくと変色が防げますし、表面の輝きも長持ちします。

ウィノール

艶出しに使うペースト状の研磨剤です。宝飾品に限らず、金属製品全般の艶出しに使えます。
ウィノール

セーム革(鹿革)にウィノールを少量とり、地金にすりこむようにして磨きます。 (磨いたら、乾いた布でよく拭き取る。)

砥石

キサゲや彫刻刀、タガネ、スパチュラなど、刃のついた道具全般を研ぐのに使います。
砥石

茶色のインディアストーンは粗仕上げ用。白いアルカンサス砥石は仕上げ用です。 (少量の油を使うと、スムーズに砥げます。)

ダイヤブリック

リューターポイント(ビット)の成形や、バフ布のリフレッシュに使う砥石の一種です。
ダイヤブリック

ビットは、回転させながらダイヤブリックに押し当てて成形します。

バフ布は、使っているうちに形が変わってきたり、研磨剤がこびりついて使い勝手が悪くなるので、 これを使ってリフレッシュさせます。(使い方:回転しているバフ布にダイヤブリックを押し付ける。)

銀燻し液

銀製品を黒く変色させる液です。
燻し液

銀は、硫黄と結びついて硫化銀という黒っぽい物質に変化します。 それを利用した仕上げが、「燻し」といわれるもので、銀特有のものです。

銀の表面を黒くすることで、新品でも使い込んだような質感を表現することができます。 燻し液にも様々な種類があり、仕上がり具合もそれぞれ違うので、自分好みの黒さになるものを探すとよいでしょう。

超音波洗浄器

超音波の作用でアクセサリーについた汚れを落とします。
超音波洗浄器

内側のステンレス張りの部分に、地金や石が当たると振動で傷が付くのでご注意を。 (通常は、フックなどに吊り下げて洗浄する。)

石留めしてあるアクセサリーを洗浄する時も注意が必要です。 (振動で石が緩んだり、石の傷が広がったりすることがある。)

シルバークリーナー

銀製品の黒い皮膜を取り除くクリーナーです。
シルバークリーナー

チオ尿素を含む酸性の液体で、黒くなった銀製品をこれに浸けると、短時間で黒い皮膜を取り除くことができます。 (注意点:酸性液のため、銀を長時間浸けていると表面が侵されてくる。)

変色を除去したら流水でよく洗い、その後乾拭きします。 (クリーナー液が残っていると変色などの原因になる。)

肌の弱い人はクリーナー液に直接触れないようにしましょう。 また、手などに液が付いたらすぐに洗い流します。

変色が取れにくい場合は、液に浸ける→水で洗うという作業を何回か繰り返してみて下さい。

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