アクセサリー・宝飾製作に使う道具:基本編その2

鋸刃

地金やロストワックスなどを切るのに使います。 鋸刃には、刃が螺旋状についたロストワックス用と、直線状についた地金用のものがあります。
鋸刃

ワックス用の螺旋刃は、ワックスの切りクズを掻き出す働きがあるので、 目詰まりせずにワックスをスムーズに切り進めることができます。

その分「切りしろ」を余分に取る必要があって、切り口もガタガタになるのが難点の一つ。 なので、ワックスをシャープに切りたい場合は、地金用の鋸刃を使うこともあります。

地金用の鋸刃は、フレームに固定する時に刃を上向きにつけると「押し切り」、 下向きにつけると「引き切り」となるので、用途によって使い分けます。

作業する場所や、切る物などによって「押し」と「引き」のどちらがやりやすいかというのは違ってきます。

例えば、地金の板などを切る場合は、下に引く時に切れる「引き切り」で切ると力が入りやすかったり、 リングのサイズ直しなどでは「押し切り」で切った方が作業がやりやすい場合があります。

地金を切る鋸刃は、刃に対して直角な方向からかかる力に弱く、無理に切ろうとするとすぐに折れてしまいます。 また、鋸刃が引っかかって切りにくい場合は、刃に蝋を塗って滑りを良くすると切りやすくなります。

糸鋸フレーム

鋸刃を取り付けるためのフレーム。
鋸フレーム

フレームは画像のような固定型と、折れて短くなった刃でもセットできる自在型のものがあります。

鋸刃をセットする場合は、まず先に手元から遠い方の溝に鋸刃を取り付けておきます。

次に、鋸フレームの先を机の縁など動かないものに固定。 そこに体重をかけて強めに押し付けながら、手元の溝に鋸刃をセットします。

溝に付いたネジを締める時は、鋸刃が外れないようにヤットコなどを使ってしっかり締めます。 こうすることで鋸刃を「張った」状態で取り付けられるので、地金やワックスが切りやすくなります。 (取り付けが緩いと、切る時にブレが出て切りにくい。)

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