人類とシルバーアクセサリーの関わりは結構長いらしい
シルバーアクセサリーって、いつから使われているものなんだろう? シルバーアクセサリーの手入れをしながら、ふとそんなことを思ったので、調べてみました。 シルバーアクセサリーは目にする機会の多い宝飾品ですが、歴史的な部分って意外と知らないもんですね。 今回は色々と勉強になりました。シルバーアクセサリーというのは知れば知るほど奥が深いです。 シルバーアクセサリーの歴史的背景に迫る…とまでは行きませんが、それなりの収穫はあったように思います。
確認されている最古のシルバーアクセサリーは、ウル文化遺跡から見つかったものだそうです。 当時はどんなシルバーアクセサリーを着けていたんでしょうねぇ。 欧州はシルバーアクセサリーや銀貨、銀器など、早くから銀を使ってきました。 日本にシルバーアクセサリーの文化が定着するようになったのは最近のことです。
日本版のシルバーアクセサリーというと、かんざしとか根付ぐらい? 根付は木でも作るから、シルバーアクセサリーの類には入らないか…。 シルバーアクセサリーっぽいものを敢えて挙げるとすれば、刀の鍔(つば)かな。 シルバーアクセサリーの元になる銀自体は、日本でも早くから存在していたようですが、広くは普及しなかったようです。
シルバーアクセサリーの地金として有名なスターリングシルバーは、11世紀ごろに開発されたと考えられています。 シルバーアクセサリーが好きな人の憧れであるティファニーは、1850年代から銀器の製作を開始しています。 シルバーアクセサリーの代名詞みたいな存在になっているティファニーですが、 開業当初は雑貨や文房具を売る店としてスタートしてます。
シルバーアクセサリーを化学的な角度から見てみる
シルバーアクセサリーの変色しやすさは何が原因なのか? シルバーアクセサリーの中に含まれる銀成分は化学的に不安定な物質です。 その不安定さを解消する為に、シルバーアクセサリーは変色するのです。 シルバーアクセサリーが黒っぽくなるのは、原子の安定性を確保する手段とも言えます。
シルバーアクセサリーが硫黄と反応すると、褐色皮膜が発生し、色がくすんできます。 シルバーアクセサリーは硫黄だけでなく、塩素とも反応します。 その場合、シルバーアクセサリーの表面は、塩化銀という物質で覆われます。 硫化皮膜を生じたシルバーアクセサリーは洗浄液で元に戻るんですが、 塩化銀皮膜を作ったシルバーアクセサリーにはクリーナーが効きません。
シルバーアクセサリーの表面を物理的に削ってしまえば、皮膜を取り去ることができます。 削るといっても、シルバーアクセサリーを研磨剤で磨く程度。 シルバーアクセサリーの形が変わるほど削ることはないのでご安心を。
ロマンティック?なシルバーアクセサリーの話
シルバーアクセサリーは月と関わりがあるアイテムです。 月の女神ディアナが、銀の靴を履き、銀の馬車に乗っていたためです。 それゆえ銀は、「月の金属」と呼ばれていました。 女性向けのシルバーアクセサリーには、月や星をモチーフにしたものが多いですね。
シルバーアクセサリーは魔除けや、お守りとしても使われています。 オニキスをセットしたシルバーアクセサリーには、魔除け効果があるらしいです。 また、幸運を象徴するシルバーアクセサリーにも、魔除けの力があるとされています。 クローバーや鍵、馬蹄などをモチーフにしたシルバーアクセサリーが良い例ですね。
スカルをあしらったシルバーアクセサリーなんかは、今やファッションと化してますが、 元々はメメント・モリという思想から派生したものだと言われています。 死をシルバーアクセサリーとして具現化し、それをお守りとして身に着けていたんだと思います。