彫金技法で使う道具

金属を直接切削したり、曲げたりしてジュエリーを作っていくのが彫金です。 ここでは、その彫金技法に必要な道具について簡単に解説します。

彫金では、「焼きなまし」を頻繁にしなければいけないのでガスバーナーが必要です。製作に慣れていない頃は、 ブローパイプよりもハンドクラフト用の携帯型ガスバーナーを使うとよいでしょう。

バーナーを使う時は、安全のために耐熱ボードや耐火レンガの上で作業をするようにしましょう。 また、火が周囲の物に燃え移らないように、作業台の周辺は耐熱ボードなどで囲っておくこと。

地金は、加熱すると非常に高温になるのでご注意を。 掴む時に熱くないよう、ステンレス製の長めのピンセットがあると便利です。

彫金では、金属同士の接合をするときに「ロウ付け」という作業をするんですが、それにはロウと酸化防止剤(フラックス)が必要です。

ロウ付けの時にパーツ同士を固定しておくのには、カラゲ線があれば便利です。

板状のロウを小さく切り分けるのには金冠ばさみを使います。

ロウ付けや焼きなましなどの作業で金属を熱すると、その表面に酸化皮膜ができます。 これを取り除くには、酸洗い液というものが必要です。

リングを作る場合は、「曲げ」の加工をしますので、芯金棒と木槌が要りますね。芯金棒は、サイズ目盛りが入ったものがあると便利。

「曲げ」には、ヤットコを使う場合もあります。

材料を強い力で固定するような場合は、 バイス(万力)があるといいですね。 これを使うと、固定したまま両手が使えるので、作業もしやすいです。

バイスには、小さい材料の固定に使う「ハンドバイス」や「ピンバイス」というものもあります。

とりあえず揃える道具としては、以上のような感じになるかと思います。

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