蜂モチーフの小さめトートバッグ:作り方(裏地あり&マチあり)

今日のハンドメイド作品は、『蜂モチーフの小さめトートバッグ(裏地あり&マチあり)』です。財布やスマホなど、小物を入れるのにちょうどいいサイズのトートバッグです。近所へのお散歩や、コンビニへの買い物などに重宝すると思いますよ。

ファスナーの付け方に少し手間取るかもしれませんが、手順を追って丁寧に作れば、ちゃんと完成させることができます。このトートバッグの出来上がりの大きさは、約17cm×18cm。マチの長さは、約5cmです。

ミニトートバッグ

材料

表地用の布2枚は、大きさが20cm×26.5cm。(縫い代込み、裏に接着芯を貼る。)

表地
芯地

接着芯を貼ると、生地にハリが出て、トートバッグが型崩れしにくくなります。

裏地用の布2枚も、20cm×26.5cm。(縫い代込み。)

裏地

当て布2枚は、4cm×26.5cm。(縫い代込み。)

当て布

持ち手2本は、2.5cm×32cm。持ち手は、好きな布を使って作ることもできますが、手芸屋さんで入手できるアクリルテープを使うのがオススメです。(その方が簡単で手軽にできる。)

持ち手

ファスナーは、24.8cmのものが1本です。(ここでは樹脂製のフラットニットファスナーを使用します。)

約25cmのフラットニットファスナー

トートバッグの表地を仕立てる

1. 当て布の両端を1cm折り、折り目をつけます。

当て布を折る
折り目がついたところ

折り目をつける時は、アイロン定規を使うのがオススメです。折り目がキッチリついて、寸法通りに折ることができますし、仕上がりもきれいになります。

2. 当て布と表地用の布を中表で縫い合わせます。(中表とは、布の表側同士を合わせて重ねること。)

表地に当て布を重ねる
中表で縫う

3. その後、持ち手を縫い付けます。

表地の中央
持ち手の縫いつけ位置

4. 折り目をつけておいた当て布を、持ち手の方へ折り、縁にステッチを入れます。

折り目に沿って折る
ステッチを入れる

5. 持ち手の根元をステッチで補強します。

ステッチで補強
表地2枚出来上がり

ファスナーをつける

1. 仕立てた表地とファスナーを中表で縫い合わせます。縫う時は、ファスナーがズレないよう、まち針で固定しておくと、より縫いやすくなります。

表地にファスナーを縫いつける

2. その後、裏地を中表で重ね、縫い合わせます。

裏地を重ねて縫う

3. 入れ口にアイロンをあて、ステッチを入れます。

ステッチライン

4. 残りの表地&裏地も、同様の方法で縫いつけます。

ファスナーの縫い付け完了

フラットニットファスナーは、金属製のメタルファスナーと違い、薄くて柔らかいので、長さ調節も簡単。リンク先の記事では、ハサミでカットして短くする方法と、フラットニットファスナーの付け方を解説してます。

トートバッグに仕立てて、仕上げる

1. 表地と裏地、それぞれを中表に重ね、縁を一周縫います。(返し口部分を8cmほどあける。ファスナーも半分ほどあけておく。)

布の周囲を縫う

ファスナーをつけた部分は生地が分厚くなっているので、縫う時に注意が必要です。

2. 角の部分をカットして、縫い代を割り、マチを作ります。(マチとは、カバンやバッグの厚みのことです。)

布の余分をカット
余分をカットしたところ
マチを縫う

3. 返し口から表に返した後、返し口をとじます。これで、蜂モチーフの小さめトートバッグ完成です。

表に返す
返し口をとじる
ミニトート完成

この作品の動画版はこちら。

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