サイト集客に関するセミナーへ行ってきました。

私がGoogleリーダーにフィード登録しているオンラインマガジン、「GIGAZINE」の10周年記念講演があったので行ってきました。 セミナーのタイトルは、「なぜあなたのサイトに人が来ないのか? 集客力を飛躍的に向上させるGIGAZINE10年間のノウハウをついに初公開!」というもの。

GIGAZINEの「中の人」である山崎恵人氏によると、サイトへ人を呼ぶためには5つのポイントがあって、 それらをクリアできればアクセスアップが可能とのこと。

1.毎日更新する。

これって言うのは簡単だけど、実践できている人は意外に少ない。 山崎氏は、「質は量からしか生まれない」というのが持論らしく、 「一日一回の更新ではまだ甘い。一日で複数回更新する、という作業を毎日続けるのが大切なのだ。」 というようなことを仰ってました。

実際、GIGAZINEでは、訪問者の多種多様な興味に応えられるよう、一日に何本も記事をアップしています。 多い時だと、20本近くアップしてるんちゃうかなぁ。数打ちゃ当たる戦法も、ここまで徹底してると凄いですよね。 でも、それだけ多くの記事をアップしても、一人当たりが見る量っていうのは大体決まっていて、 平均で1〜3本ぐらいなんだそうです。

そう言われれば、そうやなぁ。私も大体それぐらいの、平均的な本数しか読んでないですねぇ。 Googleリーダーで記事のタイトルだけざっと確認して、そこで興味をそそるようなものがあれば、 GIGAZINEにアクセスして詳細を読むって感じですわ。

2.ユーザビリティを意識したデザインとレイアウト。

いわゆる「Fの法則」と言われているものです。 アクセスアップとか、サイト集客に興味がある人の間では、わりと有名な話題です。 要は、「ページにアクセスしてきた人の視線っていうのは、アルファベットのFの字みたいに動くから、 一番見て欲しい項目は、サイトの左上に配置しなきゃダメよ。」っていう話ですわ。

GIGAZINEの場合は、サイト上方、ちょうどFの字の一番上にあたる部分、横棒のラインです。 ここに広告を配置して、それで収益を確保しているようです。 こういうメガサイトになると、こういう広告のクリックも結構なものなるんだろうなぁ。うらやましい。

Fの字の縦ラインには、最新ニュース30件が表示されています。 これは、サイトに来た新規ユーザーを、リピーターとして取り込むための仕掛けだそうです。 この最新30件の中に、一つか二つ、クリックするような記事があれば、 ご新規さんは「また来よう。」という気持ちになり、それがリピーターへと繋がっていくわけですな。 何気なくレイアウトされているようでも、それぞれちゃんと意味があるんですねぇ。

3.ユーザビリティを意識した色。

ユーザビリティの二つ目は、色です。 長時間見ていても疲れないような文字色や背景色を採用することで、 サイト内の滞在時間が長くなり、より多くの記事を見てもらえるようになる、みたいなことを仰ってました。 GIGAZINEは3色使いですね。ヘッダーとメニューとコンテンツ、それぞれが違う配色になってます。

サイトの中で使う色っていうのはかなり重要らしく、フォトショップで有名なアドビ社なんかには、 それを専門に研究する機関があるそうです。 GoogleやBingは、自社の検索エンジンに表示する「リンクの文字色」を研究してるらしいですよ。 リンクテキストの青色も、追求していくと奥が深いんですねぇ。

4.サーバーを強化する。

山崎氏曰く、「アクセスアップに必要な5つのポイントのうち、これが最も重要。」とのこと。 「受け皿をなるべく大きくしておいて、来たチャンスを逃さないようにする。」というのが、 メガサイトオーナーさん達の間の共通認識みたいです。 確かに、本来アクセスしてくるはずの人達が、サーバーダウンで来れなくなっちゃうのは、大きな機会損失ですからねぇ。 GIGAZINEも、「アクセス増」→「サーバー落ち」になるたびにサーバーを増強して、今のアクセス数を保っているそうです。

5.「遊び」と「仕事」の垣根を破壊する。

アクセスアップのポイントとして山崎氏が挙げた上の4つ、ただ単に話を聞いているだけだと、 「なーんだそんなことか。大げさなセミナータイトルやけど、言ってることは当たり前のことやん。」と感じますが、 これを全部、忠実に実践出来る人ってのは、ほとんどいないと思います。

情報収集を怠らず、日々記事を更新し、訪問者を意識したサイト作りを欠かさない。 でもって、その合間にサーバーの管理もやる。こんな作業、常人には無理です。 山崎氏は「モンスター」と仰ってましたが、まさにその通り。こんなことを出来る人はモンスター、「怪物」です。 「遊び」と「仕事」の垣根を破壊し、自分の人生全てをかける覚悟がなきゃ、出来ません。

山崎氏の話によると、一定以上の規模で集客出来ている著名なサイトには、 山崎氏のようなモンスターが1人か2人ぐらいはいて、そういう人達が運営やら管理やらをやってるみたいです。

GIGAZINEが実践している上の5つのノウハウは、極端過ぎて実行は困難ですが、 話としては分かりやすいというか、筋が通ってますよね。 今までは、ネットでこういう話を見ても、イマイチ現実感が無く、 「え〜、本当に〜?あんたそれ実際にやってるの?」と半信半疑でしたが、 今回のセミナーでそれが「あ〜、やっぱり本当だったのね。」という確信に変わりました。 リアルの当事者から直に聞く話って、やっぱ強いわ。説得力が全然違うもの。

最終的には、「腹を決めてやる人と、諦めてやらない人の違い」というところに行き着くような気がします。 「成果を出したければ、人の2倍、3倍努力する。」 頭では分かってるけど、継続して実行し続けるのはなかなか難しい…。 これって、サイト運営に限らず、全ての事象に共通する「普遍の真理」みたいなものですよね、きっと。

こういうセミナーって初めて参加しましたが、結構面白いですね。 昔のGIGAZINEの話や、ネット業界?のちょっとした裏話的なものなど、 オンラインの世界ではあまり聞かないようなことが色々と聞けて、かなり得した気分になりました。

「休憩無しで2時間」という長さを感じさせないような、充実したセミナーでしたね。 機会があれば、また行きたいな〜。次は、GIGAZINEの20周年記念セミナーかな^^;

セミナー当日の様子をご覧になりたい方はこちら。
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