十津川村のばーちゃんちへ行ってきました。

超久しぶりに奈良県の十津川村へ行ってきました。 小学校から中学校へ上がるくらいの頃に行ったのが最後だから、約20年ぶりです^^;

谷瀬の吊り橋

十津川村と言えば、この谷瀬のつり橋が有名ですな。 ばあちゃんちから歩いて行けるので、こちらへ来た時はここを渡るのが定番になっています。
谷瀬の吊り橋:その1 谷瀬の吊橋:その2

昭和29年に、約800万円を投じて架設された吊橋です。長さが297.7メートルで、川からつり橋までの高さは54メートル。 私が子供の頃、吊り橋の下は何の変哲もない普通の川原だったんですが、現在はキャンプ場として綺麗に整備されてます。
谷瀬のつり橋:その3

吊橋の下にあるキャンプ場から見上げると、こんな感じに見えます。
谷瀬の吊り橋:その4 谷瀬の吊橋:その5

歩道専用のつり橋としては日本一です。地元の人達は生活用の橋として、日常的に利用してます。 中には、自転車や原付に乗ったまま吊り橋を渡るというツワモノもいるらしい^^; (観光客が徒歩以外の方法で吊橋を渡ることは禁止されてます。)

谷瀬の人々は、つり橋が出来るまで川に丸木橋を架けて行き来していたそうですが、 丸木橋だと川が増水するたびに流されるので、この吊り橋を架けることにしたのだとか。 村民達は、一戸あたり20万円(当時としてはかなり思い切った額)を出費し、 さらには村の協力も得て、この吊橋を完成させたそうです。

この付近の川原が水量のわりに広いのは、明治22年の大水害まで集落や耕地があったからで、 十津川村の村内にはこうした所がかなりあるとのこと。 当時の被災者達は、新天地を北海道に求めて十津川村から移住。それが今日の新十津川村です。

観光客が増えるお盆の時期など、混雑時には安全確保の為、つり橋が一方通行になります。 そういう時期には、吊り橋の対岸(一方通行の出口側)からバス(有料)が出るようになっていて、 橋を渡った人はそれに乗って帰ってきます。 徒歩でも何とか帰ってこれるとは思いますが、おそらくめちゃ遠いのでやめておいた方がいいです^^;

吊橋は、渡る人が多いほど揺れが大きくなるので、スリルを味わいたいという人は、観光シーズンに来るといいかもしれませんね。 つり橋を初めて渡るという人や、渡るのにあまり自信が無い人は、ほとんど人がいない、こういう普通の平日に来るのが良いかも。
谷瀬のつり橋:その6

吊り橋の真ん中で動けなくなったらどうしようもない(実際、そういう人もいるらしい)ので、 高いところが苦手な人や、高所恐怖症の人はよく考えてから渡るようにしましょう^^;

谷瀬の吊橋は足元が板張りになってます。これがスリルや怖さを増幅するポイントなんですよねぇ。
谷瀬の吊り橋:その7

ところどころガタついていたり、歩くとギシギシという音がしたり、 木の節に穴が開いてたり、板の隙間から下を流れる川が見えたりなど、恐怖感を煽る要素がてんこ盛り。 視覚的にはもちろん、感覚的なスリルも味わうことができます。

つり橋の真ん中あたりで撮った写真がこちら。 キャンプのシーズンにはまだ早いんですかね?川原にはほとんど人がいませんでした。
吊橋の上から見た川原

手を伸ばしてカメラを吊り橋の外に出し、下を撮ってみたんですが、写真だと吊橋の高さがイマイチ伝わりませんね^^;
つり橋の下を撮った写真

つり橋を往復してから、横にある売店をふと見るとこんなポスターが。 吊り橋の上で太鼓の演奏て。めちゃめちゃ揺れそう…。
揺れ太鼓のポスター

吊橋の近くにある民宿の水槽では、鮎が元気よく泳いでおりました。 (友釣り用の鮎かな?それとも料理用かしら?)
鮎

20年ぶりの十津川村を散策してみる

十津川村の2日目。朝の涼しい時間帯に、ばーちゃんちの周辺を歩いてみました。 これは学校裏手にある川。
十津川村の川

こうして見ると普通の山の風景だけど、私の記憶の中にある景色とは少し違いますね。 まぁ、記憶といっても20年も前のことなので、うろ覚えの部分がかなり多いんですけどね^^; 昔は鬱蒼とした林を抜けて行ったような気がしたんだけどなぁ。川幅も、もっと広かったような気がするし。

十津川村には、いたる所に柿の木が植わってます。奈良は柿の葉寿司が有名ですからねぇ。
十津川村の柿

これはビワの木。スーパーで売ってるビワに比べると小さいけれど、甘くて美味しいです。 あと、梅の木なんかも多いですね。
十津川村のビワ

山の斜面に沿った細い道を歩いていると、ミツバチの巣箱を発見。 巣箱の入り口に蜜蜂が群がってます。
ミツバチの巣箱 せっせと働く蜜蜂

ここで採れるハチミツはどんな味がするんかなぁ。
十津川村の紫陽花

これはお墓参りへ行った時に写したもの。 墓地は山の斜面に建ってるから、暑い時期は上るだけでもう汗だくです。 (見晴らしは抜群なんだけどね^^;)
墓地からの眺め

ここでいきなりクイズです。これは何でしょう?
これ何?
正解は落花生です。落花生の実って、地面の下にできるらしいですよ。知ってました?

十津川村の野菜

ばーちゃんちの裏には畑があって、いろんな野菜を育てています。 ネットと金属のパイプで覆われた部分は、獣害を避けるための囲いだそうな。
ばーちゃんちの畑

私が子供の頃は、ここまで頑丈なものは無かったような気がしますが、 最近はこうやってしっかり囲ってないと、サルに根こそぎ持っていかれてしまうそうです。 (サルによる被害がなぜ近年になって増えたのかは不明。)
囲いの中

鹿やイノシシなどの場合は、囲いを少し高くするぐらいの対策でいいらしいんですが、 サルは学習能力が高く、しかもズル賢いのでタチが悪いんだとか。 (ネットを緩く張ってたりすると、上に乗っかって網をたわませ、そこから無理やり手を突っ込んで盗るという、 人間顔負けの悪知恵を発揮するサルもいるらしいです^^;)

こういうところで収穫した野菜を食べさせていれば、子供の好き嫌いなんて無くなるかもしれませんね。
プチトマト きゅうり ピーマン 茄子 柿 里芋 にがうり とうもろこし トマト 軒下に吊るした玉ねぎ

十津川村の温泉

十津川村の観光で忘れちゃいけないのが温泉です。今回連れて行ってもらったのは、出谷温泉公衆浴場。 「つるつる乃湯」という可愛らしいネーミングののぼりが目印になってます。
つるつる乃湯

のぼりが立っているところの階段を下りていくと、浴場入り口があります。
温泉につづく階段 出谷温泉公衆浴場の入り口

温泉のすぐそばには野猿(やえん:人力によるロープウェイのようなもの)があって、川の上を渡れるようになってます。 野猿は元々、険しい谷を越えるための交通手段でしたが、今はもうその役目を終え、観光用の乗り物として活躍中です。
野猿

野猿の上から見る景色はこんな感じ。
野猿に乗って見た景色

見た目は涼しげですが、自分の力で引っぱって進まないといけないので、夏場は汗だくになります^^; 野猿に乗る場合は、温泉に入る前が良しです。

この日は貸切状態だったので、湯船から見える景色を独り占めすることができました。川を眺めながら入る温泉は最高です。
温泉から見える景色

つるつる乃湯という名前の通り、温泉に入った後は肌がツルツル。 湯加減もちょうど良かったので、気持ちよく浸かることができました。

もっと川の至近距離で温泉に入りたいという方は、こちらをどうぞ。 川底から温泉が湧いている天然の露天風呂です。
川原の温泉

湯気が立ってる様子を撮ってみたんだけど、分かるかなぁ^^;
温泉の湯気、写ってる?

湯加減もちょうど良い感じ。
天然の露天風呂、入ってみる?

久しぶりの十津川村はかなり癒されました〜。 美味しいものをたくさん食べて、良い空気を吸って、 眺めの良い景色を見て、温泉入ってという感じで、リフレッシュも充分できましたし。 こういうスローな生活って、大人になってからの方が楽しめるかもしれませんね。 機会があれば、また来たいと思います。

十津川村のおまけ

温泉から帰る途中に遭遇したカモシカ。(座り込んでくつろぎモード?)
橋の下に居たカモシカ

地元の人によると、ここ最近、毎日のように来るんだとか。 こんな人が多いところまで出てくるとは、相当に居心地が良いんでしょうか?
くつろぎ中?のカモシカ

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