山崎蒸溜所へ行ってきました。サントリーざんまいの一日、後編。

ビール試飲後にファクトリーショップをブラブラしていると、帰りのシャトルバスが到着したので、 それに乗って阪急の長岡天神駅まで戻ります。駅に戻ってきて時計を見ると、ちょうどお昼どき。

当初は、ビール工場見学後にどっかでお昼でも食べて、それから山崎蒸溜所へGO!という予定を立てていたんですが、 工場の試飲でビールを3杯も飲んだため、私も友人も満腹状態。なので、このまま山崎蒸溜所へ直行することにしました。

サントリーの山崎蒸溜所に電話して、予約時間を一時間早めてもらったんですが、それでも時間がちと余る。 友人と相談して落ち着いた案は、「山崎蒸溜所に向かいつつ、どこかお茶できるような店があればそこに入る。」というもの。

で、大山崎駅に向かうことにしたんですが、阪急の長岡天神駅って、お昼の時間帯は特急と準急しか止まらないんですね。 大山崎に準急が止まると思ってなかったんで、電車に乗りそびれました。準急なんて乗り慣れてないしなぁ。 酔ってるせいで判断力が鈍ってたようです^^;

大山崎駅に着いて、サントリーの山崎蒸溜所へ行こうと歩き出したんですが、しばらく歩いても着きそうな気配が無い。 歩いてる方向が間違ってるっぽかったので、近くを通りかかったおじさんに聞くと、まるっきり逆方向とのこと。 ぐはぁ、ここにもビール3杯の影響が…。

ちなみに友人は、私が駅を出て歩き始めた段階で、うすうす「この道、間違ってんじゃねーかな?」と感じていたらしいです。 私が、「そういう大事なことは、もうちっと早よ言わなあかんがな。」と言うと、 友人いわく、自分も酔っててあまり自信がなかったので、強く主張するには至らなかったとのこと。 大人2人してダメダメやん。昼間から酔っ払ってて使い物になりません。ホンマに、こんなんで大丈夫かしら^^;

結局、途中にお茶するような場所は無く、そのままサントリーの山崎蒸溜所に到着。
山崎蒸溜所の外観
電車の乗りそびれと、道の間違いで、かなり時間をロスしたものの、予定には影響なし。 逆に時間つぶしになって良かったという話もあったとか、なかったとか…。 何にしろ、早めに来といて良かったわ。結果オーライ。

サントリーの山崎蒸溜所に着いてまず訪れるのが、山崎ウイスキー館です。 建物内は、落ち着いた渋いトーンに統一されています。大人の癒し空間といった感じがなんとも魅力的。 ガイドツアーへの期待も自然と高まります。

ウイスキー館の1階にある資料展示コーナーを抜けると、ウイスキーライブラリが出迎えてくれます。
ウイスキーライブラリの棚
1階壁面は、このウイスキーライブラリの棚で埋め尽くされているといった感じです。 ウイスキー好きにとっては、たまらない眺めでしょうね。色や種類が様々で、ウイスキー瓶のラベルを見てるだけでも楽しめます。 まさにウイスキーの図書館ですな。資料展示コーナーは2階にもあります。

1階にあるウイスキーのテイスティングカウンターはこんな感じ。
テイスティングカウンター
リーズナブルな価格ものから、プレミアムなウイスキーまで色々と揃っています。 ここでしか飲めないウイスキーもあるみたいですよ。

山崎蒸溜所ガイドツアーは、ウイスキー館の2階からスタートします。 これがウイスキーの蒸溜釜です。
ウイスキーの蒸溜釜
蒸溜釜の形の違いによって、ウイスキーの仕上がりが違うんだそうな。

ガイドの方によると、一つの蒸溜所にこれだけいろんな形の釜が置いてあるのは珍しいとのこと。 海外では日本と違って、ウイスキーの作り分けを蒸溜所単位で行うことが多いんだそうです。 (蒸溜所自体の数が少ない日本では、一ヶ所に複数の異なった釜を置くことで対応している。)

これが蒸溜を終えたばかりの出来立てウイスキー。ニューポットと呼ばれています。 ウイスキー独特の香りはまだ無く、色も無色透明です。
ニューポット
これはウイスキー樽に栓をしているところ。
次々に流れてくるウイスキー樽

ここがウイスキー樽の貯蔵庫。樽に詰められたウイスキーは、ここで熟成を重ねていきます。
ウイスキー樽を貯蔵する倉庫
ウイスキー樽には色々と種類があって、大きさや材質、使い込み具合などによって、熟成の度合いが違ってくるんだそうです。 ウイスキー特有の風味や深い味わいというのは、ここから生まれてくるわけですな。

貯蔵庫には、色んな年代のウイスキー樽が並んでいます。一番最初に作られた、第一号のウイスキー樽もちゃんと保存されていました。 たくさんある中から、自分と同い年のウイスキー樽を発見。
自分と同い年のウイスキー樽
自分と同い年の樽というのはやはり皆さん気になるようで、他の見学者の方も、 それぞれ自分の生まれ年の樽を探して記念写真を撮ってました。

私は今まで、一本の樽から出したウイスキーをそのまま瓶に詰めて出荷すると思ってたんですが、 そういうのは特殊な場合に限られるんだそうです。 (一本樽からブレンド無しで、そのまま瓶詰めしたものをシングルカスクという。カスク=樽という意味。)

我々が普通に酒屋で見かけるウイスキーというのは、いろんなウイスキー原酒をブレンドして作っているとのこと。 (どのウイスキーをどう調合するかというのは、ブレンダーという専門職が決定する。)

ウイスキーといえば、12年ものとか30年ものという言い方をしますけど、あの年数も誤解してました。 私は、12年もののウイスキー瓶には、12年経ったウイスキーしか入ってないと勝手に思い込んでたんですが、実際は違うようです。 あの年数は、きっかりちょうどの年数ではなく、使われているウイスキー原酒の最低熟成年数を表示したもの。 「12年もののウイスキー」=「最低12年以上経っている原酒だけをブレンドして作ったウイスキー」ということだそうです。

ウイスキーについてまだまだ色んなことを教わったんですが、覚えているのはこれぐらいかな。 思い出しながら書いたんで、多少間違ってるかも^^;

ガイドツアーが終了した後は、ウイスキーの試飲です。山崎蒸溜所は、試飲室もなかなかイイ感じにつくってあります。
山崎蒸溜所の試飲コーナー
カウンターで山崎12年と天然水を受け取り、テーブルに着きます。スタイルは、水割りとソーダ割りの2種類です。
試飲用のウイスキーと天然水

飲み屋で出てくるウイスキーや、自分で作った水割りというのは美味しかったためしがなく、 正直あまり期待してなかったんですが、飲んでみるとめちゃめちゃウマイ。 今まで飲んでたウイスキーって、いったい何だったんだろうかと思うぐらい。 私は、爽やかな飲み口のソーダ割りが気に入りました。

ウイスキーってこんなに美味しいものだったんですね〜。 あまりの美味しさに、水割りとソーダ割り、どちらもあっという間に飲んでしまいました。

山崎12年の他に、白州12年も用意されています。どちらのウイスキーも美味しくいただきました。 私はどちらかというと、山崎12年の方が好みかな。
山崎12年 白州12年

ウイスキーをまだまだおかわりしたいなーと思っていたんですが、残念ながら試飲タイムはここで終了。 「あー、カウンターの上にまだ手付かずのグラスが並んでるのに、もったいないー。」 と思いながら試飲室をあとにしました。何事も、楽しい時間っていうのは経過するのが早いね。

試飲終了後は、ウイスキー館2階にあるショップへ。しかし、訪れる際はくれぐれもご注意を。 試飲の美味しいウイスキーを飲んだ後に来ると、売ってるものが全部魅力的に見えます。 まさにサントリーマジック!財布の紐が緩みまくること必至です。

ファクトリーショップには、様々なウイスキーグッズがあるんですが、私のオススメはこれ。
山崎蒸溜所の限定ウイスキー
山崎蒸溜所で限定販売されているオリジナルウイスキーです。値段と大きさが手ごろなので、お土産に最適ですよ。

山崎蒸溜所に行ったことで、ウイスキーに対するイメージがかなり変わりました。それもかなり良い方向に。 本当に、何度も通いたくなるぐらい魅力的な施設でした。

京都ビール工場同様、サントリー山崎蒸溜所もネット限定の優待券があるので、訪れる際はお忘れなく。 プリントアウトして持って行くと、入り口の受付でウイスキーグラスがもらえます。

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