レタスの種類と、それぞれの違いについて

レタスは、地中海から西アジアが原産とされるキク科の野菜である。 サラダに入れる野菜の定番で、「ちしゃ」と呼ばれることもある。 レタスには種類が多い。一番よく見られるのは、ボール型に育つレタス。 あと、サニーレタスやサンチュのようなリーフ系。あれもレタスの一種である。

葉っぱが濃い緑色をしているものや、持った時に弾力を感じるものが良いレタスの条件である。 切り口が赤く変色しているレタスはあまり良くない。硬いレタスや重いレタスは、育ちすぎで苦味が強いかもしれない。 調理する時は、手でちぎるようにすると味落ちを防げる。 味噌汁の実や、炒め物の具など、レタスは生以外の食し方でも美味しくいただける。

レタス

最もポピュラーなレタス。ボール型になる「玉ちしゃ」の一種で、故郷はアメリカ。 パリパリとした質感から「クリスプ・ヘッド型」とも言われている。 日本で広く普及するようになったのは、昭和30年代後半あたりから。

レタス(lettuce)はラテン語の乳(lactuca)が語源になっている。 日本にも「乳草」という呼び方がある。理由は、レタスを切ってみればわかる。 レタスは切った時に、切り口から白い液が出るのだ。この白い液はポリフェノールの一種で、「乳汁」と呼ばれている。

サニーレタス

「葉ちしゃ」と言われるレタスで、ボール状にはならない。 赤紫っぽい葉っぱと、縮れている見た目が特徴になっている。 葉は苦味が少なく、薄めで柔らかい。「葉ちしゃ」に属するレタスの中で最も人気がある。 20年前くらいから普及するようになった、比較的新しいタイプのレタスである。

球形のレタスに比べて、栄養価に優れる。突出しているのがβカロチンで、含有量は球形レタスの10倍以上。 暑さや寒さ、害虫などに対する抵抗力が強く育てやすい。これがメリットとなり、栽培量も年々増加している。

サンチュ

焼き肉屋さんのメニューに載っている「ちしゃ」はこのタイプ。包菜(つつみな)とも言われる。サンチュは韓国での呼び名。 葉が結構しっかりしているので、熱いものを包んで食べるのに向いている。 「ステムレタス」や「アスパラガスレタス」、「ちしゃとう」など、様々な呼び名がある。

サンチュは、「茎ちしゃ」と言われるタイプのレタスである。 長く伸びた茎に葉や皮がついており、調理する時は必要な分だけを剥いで食べる。 葉や皮を一枚ずつ掻きとって食べる様子から、「掻きちしゃ」とも言われる。 「茎ちしゃ」の茎を細切りにして乾燥させると「山くらげ」になる。

グリーンリーフ

グリーンカールとも言われるレタスで、カールした葉と鮮やかな緑色が特徴になっている。 このレタスもボール状にはならない。苦味をかなり抑えた品種なので食べやすい。 フリルレタスやプリーツレタスなど、カールしている葉の形状によって違う名前がつけられている。 かなり新しい部類のレタスである。

ロメインレタス

コスレタスという呼び名があるレタスで、形状は「白菜の小さい版」といった感じ。 その見た目から、「立ちちしゃ」とも言われる。「玉ちしゃ」と「葉ちしゃ」の中間ぐらいのフォルムになっている。 甘味と苦味のバランスがとれた品種で、食感に特徴がある。シーザーサラダによく使われるレタスである。 コスレタスの「コス」は、エーゲ海にあるコス島のこと。この島で栽培されていたことが、コスレタスという名の由来になっている。

サラダナ

「玉ちしゃ」を、球状になる前の段階で収穫したものがサラダナである。厚みのある葉は、濃い緑色でツヤがある。 サラダナは、「バター・ヘッド型」とも言われるレタスで、柔らかい食感を持っているのが特徴である。 滑らかな口当たりも魅力の一つになっている。フランスでレタスというと、このサラダナのことを差す場合が多い。

鉄分やカロチン、カルシウムなどの含有量がレタスよりも優れている。特徴的なのは鉄分で、その含有量はホウレンソウに次いで多い。 サラダや肉料理などに組み合わせると美味しい。

<<誕生石の種類や、その意味について

トマトの品種や特徴について>>